目次
- 右肩に刺すような痛みがずっとある
※めったに無いのですが、今回は特別な依頼で神奈川県に出張しての施術でした。

もう何年も右肩に刺すような痛みがあるんだよね。腕も肩より上に上がらないし。この痛いのとはすごい長い付き合いになるね~。
近所の整体にも時々行っててね。そこの整体師の人ね、いつも大汗かいて一生懸命やってくれるんだけど、 「この肩は手強いですね~」 って言われちゃって終わるんだよ。
結局またロ〇ソニンテープ貼って痛いのごまかすんだけどね。
やっぱさ、痛いの何とかしたいよね~。
とのことでした。
ここから早速本題に入っていきますが
その前に、まずは以下をお読みください。
私の施術・考え方の基本ベースになります。
- 施術で緩める
- 1時的に自然に痛くない時の自分の状態を思い出してもらう
- 1時的な痛みの解消によって動かせる範囲を増やす
- ①~③を断続的に行う
- 本来の稼動域に少しずつ近づいていく
- 無意識的に活動量が増える様になる
- 筋力が増える(必要なら運動の指導)
- 自力で痛みの解消に向かう
- よい状態になる
- 人生楽しい!
以上です。
文字が多いと分かりにくいので、ざっくり書きました。
それでは本題。
Iさんは70歳オーバーの方で、大好きな趣味の釣りも体力的な問題で1年に1度行く位になっており、普段の生活でも歩く機会も少なくなり、圧倒的に運動量が減っている状態。すぐに積極的に運動できるコンディションには無いです。
その為、今回は流れの①~③までをやって、「痛くなければ自分はこれくらいは動かせるんだなぁ」と、思い出してもらうまでを目標にしました。
運動指導はほんの軽いもののみです。
常に無意識に肩に力が入って上に上がり、嫌でも筋肉が収縮し続けている状態。当然呼吸も浅くなる為、益々身体全体のバランスが崩れ、動きも小さくなる。という悪循環になっていたので
- 肩以外の所を緩め、元々の状態に近づける
- 肩の緊張に気がついてもらう
- 更に深いところを緩める
- 超簡単な体操の指導
この4つを行いました。
重要ポイントとして、施術中、息をするのを忘れないようにお願いし、途中で忘れそうになると声かけをして続けました。

施術を受けて、一晩寝て起きたら、右肩痛くないし腕も肩より上に楽に上がるようになったよ。
それに、いつもなら朝、ロ〇ソニンテープ貼って出かけるんだけど、今日は痛くないから貼らなくても大丈夫だよ!
後、いつもは夜中の1時に起きるんだけど、今日は6時までぐっすり寝ちゃったよ。これは自分でもびっくりしたね。
と、明るく元気なコメントをいただきました。
Iさんはサロンのある名古屋ではなく関東在住の方なので、どうしても施術の間が空いてしまうのが歯がゆいところですが、今回の施術でまだまだご自身の身体に可能性があると気が付いていただけたと思います。
春~夏の間にまた出張して施術する予定なので、スピードは遅くなりますが、着実に筋力UPして活動量が自然に増えて、ご自身で回復に向かい、いい感じになる様にお手伝いしていきます。
Iさん、悶絶整体、痛い所もある中がんばって最後まで受けて、元気な笑顔を見せて頂いてありがとうございました!
私もうれしくて自然に笑顔になっちゃいました。